あとがきという名の補足(

さて、いかがでしたでしょうか?と言ってもウィルしか出て来ない(他にシンも出てきてますが 笑)漫画ですが^^
一応、最初左に出てきたのがサイトに出てくる今のウィル(以下「禍眼ウィル」)、
右の方は「もしその時期に『禍眼罹患者』として道を歩んでいなければ」っていう状態のウィル(以下「普通ウィル」)です。
今の禍眼ウィルの親が事故に遭った時、母親が生き残ったか否かで、別の道を歩んだらどうなるかっていうのを描いてみたかったので^^
ちなみに夢の中では服が一緒なのに、夢から覚めた時に違っていたのは、夢が禍眼ウィル視点だったからです(笑)
普通ウィル視点だと普通ウィルとおんなじ服で映ってます
という、無駄な補足(笑)


禍眼ウィルは、16の時突然両親を失い、心の準備もままならぬまま「禍眼」を受け継いでしまいました。
そのために今までの生活が一変したわけです。
「禍を呼ぶ者」として突然周囲の対応が変化していきました。親がいなくなったためまだ幼い妹弟の世話もしなければいけません。
そして「禍眼」を自分自身で体験することで、母親の気持ちを(本当の意味で)理解しました。
母親に対しての罪悪感、そして周囲の侮蔑や罵倒で精神が破綻、その結果「赤眼」という黒歴史を抱えて今に至ります。


一方普通ウィルの方は、生まれてから今までの生活の延長なので、禍眼ウィル程酷く混乱するっていうことはないのですが、
母親が持つ「禍眼」への理解は、やはり低いのです。家族なので支えたいという気持ちはありますが、正直、他人事のように思っています。
後々自分にも降りかかってくるということは理解していますが、それが一体どういった状況なのかっていうのは把握しきれていません。
今まで(自分自身では)一生懸命接してきたつもりですが、それでも冷たくあしらわれてきた(=笑えない)ので、やり場のない気持ちでいっぱいです。
そして事故での父親の喪失。今まで母親を心から理解してきた存在がいなくなったことで、ますます窮地に立たされます。

 

 

そんな精神状態で、2人?は出会いました(笑)
あとはこの話の通りです(笑)くだらない考察でサーセン^p^
最後ぐらいは、ハッピーエンドで(笑)何か感じられるものが描けていれば幸いです^^



もし、両親が事故に遭っていても両方生存していた場合、どんな性格になっていたんでしょう^^?

ちなみに。
↓普通ウィルの世界で母親がウィルへあてた手紙の内容はこちら。↓
コマに描き切れなかったのでここに書いてみることにしますた(笑)



ウィルへ

こんな形でしか気持ちを伝えることが出来ずすまないと思っている。
けど私はどうあがいてもお前達に、笑顔で接してやることができない。
お前達に、母親として然るべきことが与えてやれない自分がもどかしい。

特にお前には、兄弟の中でもきつく当たってしまうな。
一番上であるが故に、ちゃんと一人前にしてやらなければと思う反面、申し訳ないと思っている。
だが、こんな私でも、今まで黙ってついてきてくれたことに心底感謝している。

大切な我が息子へ  ありがとう。






文章までそっけないですね^p^